#6 昔、昔あるところに
          ...
カヌレ

 

 

1.優しいスイーツの物語
 

 


 

16世紀頃、ボルドーにある
アノンシアルド修道院では
シスターがスイーツを日々作っていた。

修道院の側には様々な食材が
流通する港があり、シスターたちは
そこで余った小麦を、ワイナリーでは
卵黄を分けてもらい持って帰った。

港の小麦、ワイナリーの卵黄そしてラム酒を
使った生地を筒状の棒に巻きつけてカリッと
揚げたスイーツが完成。



 



このスイーツをカヌラ(canelats )
と呼び貧しい人々に振舞っていたそう。

ほんのり甘くて外はカリッと中は
モチっとしたこのカヌラは普段スイーツを
口にすることのない人々にとっては
至福なひと時。

なによりろくに栄養価の
ある物を食べることが
できていない人々にはお腹にたまり、
エネルギー満点な命を
つなぐスイーツだったのではないかとも思う。
 

しかし修道院には辛うじてレシピは
残っているものの型が見つかることはなく
カヌレのあの形の由来は謎のベールに
包まれたまま...






 

 

ミステリアスなスイーツなんですね。

 



修道院のシスターがカヌレを
作っていたという話は 作り話
だと言っている人もいるみたいですよ。


 

へー。あの...
ちょっと気になってたんですけど。
ワイナリーの卵黄ってどういうことですか?

 



そうですね。ボルドーがワインで
有名なのは知ってますよね?

 

 

もちろん!

 

 



ワインの澱(おり)を
除去するために卵白を使っているんですよ。

 

えー!卵使うんですね。

 



でも結局、卵黄ばかりが
残ってしまうんです。そこでワイナリーの人々は
卵黄を修道院やパティシエにわけていたんです。

 

なるほど。もう一個いいですか?

 



どうぞ、どうぞ。

 

16世紀のカヌレっ
お砂糖使ってないですよね?

 



よく気づきましたね。詳しいレシピは
分からないままですがでもおそらく砂糖は
使われていないと思います。まあ、僕の推測ですが...

 

推測って...適当じゃないですかー

 



ちゃんと理由があるんですよ。当時砂糖と
牛乳は貴重品でそれを使うことを
許されていたのは
パティシエだけだったそうです。
その変わりに修道院ではドライフルーツや
ナッツを使って甘くしていたと思いますよ。

 

そういうことだったんですね!

 

 

 






 

2.おいしさの秘密
 

写真の説明はありません。



 

〜・ボルドーのおばさんのカヌレ・〜
 

お腹すいたわね。
いいこと思いついた、おやつ一緒に作らない?
おいしいカヌレを作りましょ。

簡単だから、教えてあげる。

 

1・お鍋にバター50g、
  ミルク?Lとバニラを入れて沸騰させる。

2・ボールに砂糖250gと卵
 (全卵2個と卵黄2個)を入れて混ぜる。

 

!point ! 泡立てないように気を付けて

 

3・混ざったら1を半分入れ、
  小麦粉100gを加えまた1を半分入れ混ぜる。
  
最後にラム酒を加える。

 

!point ! チョコレートやはちみつ、
  レモンピールを加えてみてもいいわね。
  好きなように楽しく作りましょ!

 

4・休ませる。
 

!point ! ここ大事だよ。
 1時間以上は冷蔵庫で休ませて。

 

5・オーブンをおよそ250℃で予熱しておく。
 

!point ! シリコンの型を使うなら220℃、
 ステンレスの型なら250℃ね。

 

6・型にバターを塗って外しやすくする。

 

7・膨らむことを考えて型に生地を流す。

 

8・250℃で20分そして210℃で
  1時30分オーブンで焼く。

 

!point ! シリコンの型を使うなら
 220℃で20分そして

 

180℃で1時30分で焼くのよ。
焼き加減はとっても難しいの。
大きさとかによっても変わってくるからね
でも失敗しても大丈夫よ。味は絶対おいしいからね。



 さあ、焼けて少し冷ましたら完成よ〜
 






 



カヌレの型の秘密知ってますか?

 

カヌレの型の秘密?

 



まずカヌレはフランス語では
溝を作るという意味持っているんです。


 

へー

 



そしてカヌレの型を
よく見てください。溝が12個ありますよね。


 

あっ、ホントだ。

 



12という数字にはキリスト教が
関わっていると考えられています。


 

そうなんですね。

 



詳しいことはなにも分かっていないです。

 

謎なんですね。

 



はい、そうなんです。でも、動詞と
区別するために1985年につづりが
変わりました。そのため今でも
色々なつづりが存在しているみたいです。


 

なるほど、面白いですね。

 






 

3.甘くない?不思議なカヌレ
 

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物




フランス、ボルドーでは毎年創作カヌレの
世界大会が開催されているとか。日本でも
馴染みのあるラーメンをカヌレにしたり、
アイスクリームとチョコを組み合わせて
カヌレにしたり, ハンバーグやかぼちゃを
使ったカヌレなど面白いカヌレが盛りだくさん!

気まぐれシェフのおつまみカヌレを紹介しよう!



 

〜・マグロのカヌレ・〜
 

1・バター50gとミルク50clを沸騰させる。

  !point ! その間にオーブンを
   210℃に予熱しておくんだ。
 

2・ボールに小麦粉100g、
  卵(全卵2個と卵黄2個)と
  1を少しずついれ混ぜる。

 

3・生地を1から2時間休ませる。
 

!point ! お好みでハーブや塩を
 少し加えてもいいかもな。

 

5・バターを塗った型に流す
 

!point ! 型一杯に生地を流さずに
 半分にしておくことがいいだろう。

 

6・210℃で20から25分オーブンで焼く。

 
 

オーブンから出して少し冷ましたら完成だ!







 

おつまみカヌレっておいしそうですね。

 



僕も食べたことはないのでそう思います。

 

あの、ずっと聞いていて思ってたんですけど

 



どうぞ

 

カヌレって固めて焼いたカスタードですよね?

 



言われちゃいましたね。
まあ、そんな感じです。
カヌレはやさしいスイーツですから

 

なるほど

 



次回はパット デュ フルイ 、
フルーツのゼリーについてお話します。
ハロウィンのお菓子にぴったりかも?

 

ゼリーって普通だな...

 



これがそうでもないかもしれませんよ。
楽しみにしていてください!

 






 

4. ラクソンのはちみつカヌレ
 

カヌレ


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フランスの伝統の味を守りつつ、
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