(文章ばっかりでは疲れますよね?画像制作しています。ページ只今準備中。。。もう少々お待ちくださいませ~)
チョコレートいえば子供が大好きでバレンタインの季節になると様々な種類が登場する
ものというイメージがあるのでは?
子供に人気なのは各国共通!でもバレンタインにチョコレートを贈るのは日本だけってご存じ?えっそうなのって思った方も多いはず...
バレンタイン
バレンタインと言えばチョコレート!
でもバレンタインにチョコレートを贈るのは日本だけってご存じ?
そもそも恋人の日であるバレンタインは1800年の長い歴史を持つキリスト教のイベント。
14世紀頃、イギリスでは2月14日に恋人の日、バレンタインをお祝いするのは鳥がパートナーと結ばれる日だと信じられていたからという可愛らしいエピソードも。
フランスや多くの国ではバレンタインの日に大切な人に手紙やバレンタインカード、お花やケーキといったプレゼントを贈ったりする。バレンタインのカードにはハートやキューピッドなどが描かれている。
日本では1936年にとある外国人向けの新聞に「あなたのバレンタインにチョコレートを贈りましょう」というコピーの広告を記載した神戸のモロゾフ製菓がバレンタインチョコレートの火付け役になったのではと言われている。
A:実は神戸は日本のバレンタイン発送の地なんですよ。ホワイトデ知ってますよね?
B:もちろん。3月14日にバレンタインのお返しをする日ですよね?
A:でもこれ日本や韓国だけで行われているイベントなんです。
B:えっ、びっくり!
A:70年代から80年代に様々なお菓子メーカーがバレンタインに派生して作ったイベントなんですよ。
B:以外と最近なんですね。
A:そうですね、ちなみにブラックデーは知ってますか?
B:ブラック?聞いたことないです。
A:これは韓国のイベントで、4月14日にバレンタインデーやホワイトデーに恋愛に恵まれなかった人たちが黒い服を着て、コーヒーや黒い食べ物を食べる日なんだそうです。
B:なんか、悲しい…
A:最近ではオレンジデーもあるんですよ。
B:今度はオレンジ…
A: 日本の柑橘農家などが4月14日に柑橘を大切な人に送り合い愛情を確かめる事を提案したんです。
B:まったく聞いたことなかった。
A:それは無理もないです。実のところほぼ浸透していないようなので…
チョコレートの歴史
チョコレートと言われて思いうかべるのは固形のタブレット型のチョコレートもしくは小さなボンボンショコラではないだろうか?
始めて「チョコレート」と呼ばれたいたものは、まったく固形ではなくドロッとした飲み物。
紀元前から古代メキシコではカカオは「神様の食べ物」として崇められるほどとっても高価な食材。当時、「チョコレート」と呼ばれていた飲み物がある。それはカカオ豆をすりつぶしただけのシンプルなものでそれにとうもろこし粉を加えたり、様々なスパイスを加えたりして楽しまれていたそう。
1519年、スペインからフェルナンド・コンテス将軍がメキシコに訪れ、「チョコレート」を口にした。始めて飲んだ「チョコレート」の味にとってもびっくり!
1528年、戦利品とともに「チョコレート」はスペインへと渡った。
300年後...
1828年、オランダ人のヴァン・ホーテンによってカカオに含まれるカカオバターを搾り取り、ココアパウダーが発明された。渋く、苦く、くどかった「チョコレート」が私たちの知る甘くて美味しい飲み物:ココアへと変化していった。
1847年、イギリス人のジョセフ・フライはカカオ豆をすり潰し砂糖を加えたものにカカオバターを加えた新しいチョコレートを開発。これが板チョコの誕生となる。
1876年、スイス人のダニエルピーターにより誕生したミルクチョコレートは甘く、口当たりが良く人々を魅了したそう。
様々な工夫があり、私たちの知るチョコレートが誕生した。
Aki:チョコレートってこんなに奥が深いんですね。
Olivier:ちなみに日本にチョコレートが伝わったのがいつ頃なのか知ってますか?
Aki:18世紀とか…?
Olivier:正解です!18世紀頃に海外に門戸を開いていた長崎に「しょくらとを」という名前で伝わったそうです。
Aki:あの、チョコレートって漢字で書いたりするんですか?
Olivier:いい質問ですね。そうなんです、1877年頃の新聞の広告に「猪口令糖(チョコレート)」という表記していたそうですよ。
Aki:なるほど。
チョコレート作り
チョコレートの誕生に欠かせないのはカカオマスとカカオバター!
さてチョコレートの作り方を覗いてみよう...
まず、チョコレートの材料となるのはカカオポッドから取ることができるカカオ豆。
カカオポッドとはカカオの木に生る実。この実の中にたくさんの果肉に包まれたカカオ豆がある。カカオ豆を発酵・乾燥させたら一度ローストし表面の皮を取り除く。皮を取り除いたものはカカオニブと呼ばれる。
次に、カカオニブを焙煎し、私たちのよく知るあのチョコレートの香りを作る。カカオニブをすり潰すとカカオバター(またはココアバターとも言う)と呼ばれる脂肪分が溶け出す。カカオバターを除き、冷やしたものはカカオマスになる。このカカオマスは液体になるとカカオリカーと呼ばれるそう。現在では、ブラックチョコレートもカカオマスと呼ばれることがある。
そして、カカオバターとカカオマスを調合し砂糖やミルクを加えたり、ナッツやドライフルーツをトッピングすればチョコレートの完成!
コウチングやテンパリングを行うことで光沢のある滑らかな美味しいチョコレートへと変化する。ちなみにホワイトチョコレートやブロンドチョコレートはカカオバターから作られる。こうして様々なチョコレートが誕生していく…
Olivier:カカオポッドの果肉って食べれるってましたか?
Aki:確かに食べれそう。
Olivier:ジューズやゼリーにしたりチョコレートのガナッシュに使われたりもするみたいですね。
Aki:そうなんですね。美味しいんですか?
Olivier:この果肉、カカオパルプって言うんですが味はそうですね、甘酸っぱい南国のフルーツぽいらしいです。
Aki:へー。食べてみたいですね。
Olivier:ちなみにカカオニブやカカオマスは料理に使われたりもするんですよ。
Aki:えっ料理と合うんですか?
Olivier:もちろん。カカオは苦味のあるスパイスですから。
Aki:そっか。
Olivier: カカオっておもしろいでしょう?
自分だけのお気に入りのショコラ探してみては?