パン・デピス (pain d’épices)、それとも英語でジンジャーブレッド はフランスのいくつかのクリスマスお菓子です。細長いケーキの形をしたパン・デピスははちみつとコリアンダー、シナモンん、大茴香などのスパイスで作りました伝統的なお菓子。
元々中国が起源ですが、中世にヨーロッパで普及し、その後、現在のクリスマスの伝統に組み込まれました。いくつかの形があって、グリム兄弟の物語で有名な「ヘンゼルとグレーテル」があるからこそ、今日のクリスマスにはデコレーションやアイシングを施した楽しい形のパン・デピスが焼かれるのだと思います。
物語では、2人の子供が森で迷子になり、お菓子やジンジャーブレッドでできた家に誘われます。家の中で老婆に出会い、老婆は彼らを捕獲して食べようとします。怖い話とは裏腹に、子供たちにとっての最大の魅力は、お菓子やジンジャーブレッドで作られた巨大な家です。
クリスマスが近くなると、家族でジンジャーブレッドを焼き、子供たちが色とりどりの飾り付けをして楽しみます。
byフランス在住スタッフ